東京都作業療法学会で登壇しました
- 地域ウェルネス推進室

- 7月7日
- 読了時間: 4分
皆様、こんにちは。
株式会社ココの木 地域ウェルネス推進室 室長の三木孝太です。
先日開催されました「東京都作業療法学会」にて、大変貴重な機会をいただき、なんと2つのセッションに登壇させていただきました。
当日は多くの先生方、そして未来の作業療法を担う学生の皆様にご聴講いただき、心より感謝申し上げます。今回は、私がそれぞれの登壇で伝えたかった想いや、これからのビジョンについて、学会の振り返りとともに少し長くなりますが書き残しておきたいと思います。
第1部:パラアスリート支援〜リハビリの先にある「挑戦」を支える〜
1つ目の登壇では、「パラアスリート支援」をテーマにお話しさせていただきました。
医療や介護の現場において、作業療法士(OT)は対象者の「生活」や「人生」に深く寄り添う専門職です。しかし、私たちがアプローチできる可能性は、日常生活動作(ADL)の自立や復職のサポートだけに留まりません。
「もう一度スポーツを楽しみたい」 「世界の舞台で戦いたい」
そんな熱い想いを持つパラアスリート、あるいは障がいを持ちながらもスポーツに挑戦したいと願う方々に対して、作業療法士が持つ「環境調整」や「動作分析」、そして「精神的サポート」のスキルは、非常に強力な武器になります。
私自身、日本ローイング協会でのパラローイング(障がい者ボート)の支援活動を通じて、スポーツが人の可能性をどこまでも広げる瞬間を何度も目の当たりにしてきました。 リハビリテーションの枠を超え、対象者が一人のアスリートとして輝くための支援のあり方について、専門職の皆様と熱い議論を交わすことができたのは大きな収穫でした。
第2部:作業療法士のキャリア形成〜掛け算でつくる唯一無二の働き方〜
そして2つ目の登壇では、「作業療法士のキャリア形成」についてお話ししました。
現在、私は「株式会社ココの木」の地域ウェルネス推進室 室長というビジネスシーンでの顔、そして「日本ローイング協会」でのパラスポーツ支援という顔を持っています。
一般的な「病院や施設で働く作業療法士」というイメージからすると、少し変わったキャリアに見えるかもしれません。しかし私は、【作業療法士 × パラスポーツ】という掛け算によって、自分にしかできない唯一無二の価値を提供できると確信しています。
今の時代、OTの活躍の場は病院の中だけではありません。地域、企業、そしてスポーツの現場。私たちの「対象者の“やりたい”を形にする」という専門性は、社会のあらゆる場所で求められています。
資格を取って終わりではなく、自分の興味や強みを掛け合わせ、自らキャリアを切り拓いていくことの面白さを、これからの時代を生きるOTの仲間たち、そして何より学生の皆様に伝えたい一心でマイクを握りました。私の経験が、誰かの一歩を踏み出すきっかけになればこれほど嬉しいことはありません。
未来のOTたちへ。
今回の学会を通して強く感じたのは、現役の作業療法士はもちろんのこと、「未来を担う作業療法士学生」のためにも、もっと私たちが動かなければならないということです。
臨床実習や日々の勉強に追われる中で、学生の皆さんは「作業療法士って、本当はもっと広い世界で活躍できるんじゃないか?」というワクワク感をどれだけ抱けているでしょうか。
現役OTとスポーツ現場の架け橋になることはもちろん、学生の皆様がパラスポーツや多様なキャリアに触れ、視野を広げられるような場を創りたい。そんなビジョンを持って、今まさに準備を進めています。
最後に
限られた時間ではありましたが、発表の前後には多くの方と名刺交換をさせていただき、「共感しました!」「一緒に何かしたいです」といった温かいお言葉をたくさんいただきました。皆様からいただいたエネルギーが、これからの活動の大きな原動力になります。
これまで培ってきたすべての知見を総動員し、これからも作業療法士とスポーツを繋ぐ活動を全力で続けてまいります。
当日ご聴講いただいた皆様、運営の皆様、本当にありがとうございました。 今後とも、どうぞよろしくお願いいたします!


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